景福宮 // 水刺間 視食公感 (スラッカン シシッゴンガム)に行ってきました!

とても楽しみにしていた

水刺間( スラッカン )のイベントへ行ってきました!😊👏



過去記事はこちら↓


まずは受付で入場に必要なリストバンドを着けてもらいます。
私たちは、의-15 ・ 의-16 の席でした。
同じ回に参加の方たちが集まったところで、

会場となる外焼厨房 ( 외소주방 / ウェソジュバン *1)へ向かいます。



席にはすでに料理が用意されていました。

卓の上に、きれいな色の風呂敷で包まれたドンゴリ飯床 ( パンサン *2)

包みを開けると3段重ねの丸い器が出てきました。


一段目はおかず

명란젓 ( ミョンナンジョッ ) 明太子

길경잡채 ( ギルギョンチャプチェ ) 桔梗のチャプチェ

대하잣즙채 ( デハジャッジュッチェ ) 車エビの松の実粉和え

백채찜 ( ペッチェッチム ) 白菜蒸し

섞박지 ( ソッパッチ ) 宮中キムチ


2段目はご飯

낙지전복전 ( ナッチジョンボッチョン ) テナガダコとアワビの串焼き

버섯불고기 ( ポソップルコギ ) きのこプルコギ

진지 ( ジンジ ) ご飯


3段目は汁物

골동갱 ( ゴルドンゲン ) 宮中宴会食のスープ料理


食後には

デチュ茶とクルミ、お餅を頂きました。


伝統音楽 ( 国楽 ) の生演奏を楽しみながら、

優雅に宮廷料理を楽しむことができました。

給仕してくれる方やその他のスタッフさんたちはすべて韓服 ( 女官の衣装 ) なので

チャングムの世界😭✨にいる気分でした。


食べ物は全体的に優しい味です。
体に良い感じで、私は好きでした。

(席に着いたときには用意されている為、温かい食事は期待しないでください)


いつもたくさんの見学者で混んでいる景福宮ですが、イベント会場は参加者のみ入場することができます。

普段入れない建物の中で、国楽を聞きながらゆったりした気分で食事ができるので

タイミングが合えばぜひおすすめしたいイベントです☺






*1 外焼厨房 ( ウェソジュバン )

宮中で催される大小の宴会時の食べ物を作る場所で王や王室の親戚の誕生日、

皇太子の誕生や冊封 ( さくほう *3)、婚礼などの進宴(宮中の宴会、国の慶事)・進饌(簡単な宮中の宴会)・会酌(進宴の翌日に再び催される宴)と呼ばれる大きな宴と、

璿源殿 ( ソンウォンジョン *4)の祭祀・告祀(厄払い)などを担当していました。 


*2 ドンゴリ飯床 ( パンサン )

ドンゴリとは丸い形の輪で、食べ物・衣服・書物などを保管する蓋付き箱の古語

飯床 ( パンサン )は正式にふるまわれる(格式のある?)お膳を意味します。